Thursday, October 22, 2015

わたしがグレイヘアを染めるのをやめよう、と決心したときに感じた不安のようなものは、まだ見たことのない今のわたしに向き合うという不安だったような気もします。
そんな時に当時60歳のモデル、シンディジョセフというグレイヘアのうつくしい女性の写真を見ました。
”わぁ こういう人たちがいるんだ”という、ワクワクとした気持ちになったのを覚えています。
わたしはすぐに、シンディにメールをしました。
”アンチエイジング”という、実際より若く見えるのがいい、という考え方よりも今の自分を楽しむという”プロエイジ”を生きよう、という彼女のアイデアにとても共感したからです。
するとシンディからすぐ返事がきました。
”あなたがプロエイジを生きると聞いて、わたしはとてもワクワクしています。
それは人生とはその生涯を通して楽しいもので、その楽しみは決して20歳前だけで終わるものではない、
と世界に現すことができる生き方だからです。
齢をとると、愛が深まるし、賢くもなる、もっと熟練したアドバイスもできる。
ますます良くなると思わない? 
見かけだって、年季の入った革製品や木のボールのように、味わい深いものになるわ。
しわやシミのようなマークのひとつひとつに、物語がある、それが人生をもっと美しくするのよね。
輝いて人生を愛してね。誰もがあなたの目の中に魔法を見るでしょう。” (ProAge Revolution 9章より抜粋)

同じ想いの人が世界中にいる。
ひとりで新しい決心をするわたしにはとても心強い言葉でした。


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