Friday, November 27, 2015

イムとは、石を熱々に焼いた上に焼きたいものを置いて(ハワイは豚肉を置くことが多い)その上にバナナの茎、ティという葉、麻布を被せ、最後はビニール(現代はビニールですね)で覆ってスチームを閉じ込め一晩ゆっくりと蒸し焼きにする、ハワイ独特の大きな圧力釜のようなものですね。

感謝祭のためにイムをやるとなれば、家族親戚はもとより、知人友人いろんな人がそれぞれの焼きたいものを持ってやってきます。
こんなに入るの?と思うほどですが、全部収まるものです。
この作業は結構な力仕事ですので、大勢の人が一緒に働きます。
力のいる仕事をたくさんの人たちが一緒にやる、ということが、ハワイではとても多い気がします。
人と人の繋がりが強いんですね。

サンクスギビングの食事に呼ばれた友人のマイケルが言っていました。
「初めてハワイの人の食事に呼ばれたけど、Alohaという意味が人々を通してよくわかった。みんなオープンで、優しくて、そしてよく触れ合うよね。Alohaとは言葉だけじゃない、ハワイの人はほんとうにAlohaを生きている。」
逆に言えば、小さい島に生きるということは、人と人が助け合い、許し合い、ケアし合って始めて成り立つのかもしれません。

日本も島の国、Alohaのこころで今日もすてきな一日を:)


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