Monday, November 16, 2015

友人の なおみさんがシェアしてくれていた記事です。
http://business.nikkeibp.co.jp/…/repo…/15/110879/111600142/…
今のパリの様子が手に取るように書かれていますが、中でも4ページ目の記載がわたしのこころに響きました。

”その日のニュース番組のインタビューで、マニュエル・ヴァルツ首相は啖呵を切って言った。「私たちは今、戦争の中にある。フランスは強い。この戦争に必ずや勝たなくてはならない!」。
 しかし、そのほんの数十分前に、同じニュース番組にゲストとして招待された、バタクラン劇場から命からがら逃げ切った、悲劇を、悪夢をその目で見た20代前半のマドモワゼルが、気丈に劇場で起こったことを説明し、そして最後に言ったのだ。
 「あんな経験をしたのにしっかりしているわね、と皆が私に言います。でも、本当はそうではない、そうするべきだと信じてしているだけなのです。そして私は、今までと同じように、友人達とカフェに行き、レストランに行き、コンサートや、映画に出かけます。それが、私たちの人生なのですから」。
 血の海を昨日くぐってきた若者は、これからの人生を、戦いだ、などと、決して言わない。戦おう、などと誰にも叫ばない。マルセイエーズは歌わない。なぜなら彼らは、戦いの悲劇を、戦いによる地獄を、つい昨日、その目で、目の前で見てしまったのだから。”(4ページから引用)

この若い女性が信じていることは、わたしが信じていることと同じで、あんな体験をしたにも関わらず、それでもわたしの人生を生きると言い切るのは素晴らしいなと感じます。

いつも自分は一体誰で、何をしたいのか、どう生きたいのかを知っていることは、唯一誰の思想にも、どんな暴力にも流されない方法だと思うからです。
それは、日常の小さなこと、たとえばどんな色が好きで、何をしている時が幸せか…というようなことにも、自分を知るヒントは隠されています。

ProAgeという考え方は、もっと自分を知るというところから始まり、自由に生きるという行動を経て、社会が変わっていくという集団意識にまで広がった時に、大きなうねりがくる。
わたしはそう信じています。
何が起こっても、今目の前の世界を愛し、自分の人生を楽しみましょうね。

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